北欧テキスタイルブランド「kippis(キッピス)」から、2023 Autumn & Winterコレクションが発売になりました。
祝杯をあげる瞬間の最高な気分をイメージして、毎日の生活を元気にしてくれるデザインを展開しているkippis。
2023年の秋冬の新柄として3柄が登場。今回も素敵な柄が揃いました。
kippis 2023 Autumn & Winter テーマ
『Mielikuvitus ―想像から生まれるデザイン―』
北欧のデザイナー達のインスピレーション源。
それは必ずしも具体的な、実際の形を写したものではありません。
何かを見た瞬間に湧き上がる想像。
思い出のなかでデフォルメされたイメージ。
何を美ととらえて描いていくか、頭のなかで行われるそのプロセスにおいて、その着眼点や発想は北欧に住む人ならではの率直で素直なものです。
今シーズンは、北欧で暮らすデザイナーの、のびやかな感性が光るデザインがそろいました。
kippis 2023 Autumn & Winterコレクションを使った作品や使用イメージも一緒にご紹介します。
一部を除き、作り方レシピをご用意しております。
直営オンラインショップcrafや卸売りサイトで生地をご注文の方に差し上げておりますので、ぜひご活用ください。
柄の紹介
Lintuperspektiivi リントゥパースペクティヴィ / 鳥瞰図
designed by Eri Shimatsuka
飛行機から眺める景色が好きなデザイナー。
地上の畑は上から見ると、巨大なパッチワークのようにも見えます。
碁盤の目のように規則的に並ぶ畑もあれば、変化にとんだ形の畑も。
それぞれの土地の人の営みを、空を飛ぶ鳥のような視点から描きました。
テーブルクロスとクッションカバーを色違いのお揃いにしても素敵です。
シンプルな柄と少し落ち着きのあるかわいい色合いのLintuperspektiivi / 鳥瞰図は、大きいアイテムにして使うと柄のかわいさが引き立ちます。
使用生地
テーブルクロス:Lintuperspektiivi KPO-73C グレー
クッションカバー:Lintuperspektiivi KPO-73A レッド
使用レシピ
F-519 かんたんクッションカバー
(テーブルクロスのレシピはございません)
Meimi / メイミ
designed by Matti Pikkujamsa
「メイミ」はデザイナーのおばあちゃんの名前。
彼女の家を思い出しながら描いた柄です。
古い東欧のテキスタイル。そこでの様々な思い出。
少し懐かしいような花柄は、子どもの頃を思い起こさせる、甘く切ないノスタルジックな雰囲気に満ちています。
柄が華やかでかわいいので、シンプルなデザインのエプロンがとてもよく似合います。
かわいいエプロンを着けると台所仕事がもっと楽しくなりそうです。
色違いや柄違いでいくつか作るとお洋服の様にコーディネートが楽しめそうです。
使用生地
Meimi KPO-74C レッド
使用レシピ
RSO-22 シンプルエプロン
コロンとしたフォルムがかわいい、ワンハンドルバッグです。
Meimiのお花とバッグのデザインがマッチしてとてもキュートな作品になりました。
リバーシブルでも使うことが出来ますので、裏生地もお好きな柄で作ってみて下さい。
使用生地
Meimi KPO-74A アイボリー
使用レシピ
F-533 ワンハンドルバッグ
Villikukka ヴィッリクッカ / 野生の花
designed by Eri Shimatsuka
北欧では、野原や森の草花を摘み飾ったり食材にして暮らしています。
元気いっぱいに咲く野原の花に自然の恵みを感じながら作った柄です。
不規則に、緻密に並ぶ花々が圧倒的な力を持ちます。
こちらは、2019年発売柄の新色です。
kippisのデザイナー島塚絵里さんの著書「フィンランドで気づいた小さな幸せ365日」(パイインターナショナル出版)の表紙になったカラーがそのまま生地になりました。
柄がよく映えるシンプルなランチトートバッグを作りました。
お弁当箱をいれるバッグとしてはもちろん、ちょっとしたお出掛けや普段使いに。
小さめサイズなのでサブバッグとしても活躍しそうです。
使用生地
KPO-34D サックスブルー
使用レシピ
F-477 ランチトートバッグ
「Lintuperspektiivi /鳥瞰図」、「Meimi/メイミ」、「Villikukka/野生の花」はオックス生地なのでバッグやポーチ、インテリアやキッチングッズ作りなどにお勧めです。
Kukkanen クッカネン / 小さな花
designed by Eri Shimatsuka
フィンランドの春はゆっくり始まります。
雪どけの季節が終わり、ようやく小さな花が咲き始める頃。
そんなイメージを水彩で描きました。
デザイナー特有のポップなイメージに筆のタッチが加わり、北欧デザインらしい大胆さと、繊細さの両方が感じられる柄です。
Kukkanenの雰囲気と巾着のかわいい形が相性が良い巾着バッグです。
巾着の紐を絞らずに口を広げるとA4がゆったり入るサイズです。
絞った時にひもをリボンの様に結んでも。
普段使いやサブバッグとしてお勧めです。
使用生地
KPS-75C ピンク
使用レシピ
F-456 巾着バッグ
シンプルなギャザータイプのスカートです。
色々な柄やカラーで作れば、コーディネートの幅が広がります。
四角く裁断して真っ直ぐ縫って、ゴムを通すだけで出来るので初心者の方やウエアを作ったことが無い方にもぜひチャレンジしていただきたいスカートです。
サイズ調節も簡単にできるのでぜひお試しください。
使用生地
KPS-75A アイボリー
使用レシピ
F-464 ギャザースカート
Puolipouta プオリポウタ / 晴れときどき雲
designed by Eri Shimatsuka
曇りの日は曇りの日なりの楽しさがあります。どんよりとした気持ちをふっ飛 ばしてくれるようなハッピーな雲柄を作りました。
雲が自在に形を変化させるのを見るのを楽しむように、色々な表情の雲を集めました。
kippisが初登場した2016年からの人気柄から新色の発売です。
無地と組み合わせて、ランチ巾着とランチョンマットを作りました。
Puolipoutaの色とりどりの雲柄がかわいいランチセットです。
入園入学グッズとしてはもちろん、大人の方のランチ用としても。
使用生地
KPS-11G ベージュ
使用レシピ
F-610 ランチ巾着
F-581 ランチョンマット
「Kukkanen / 小さな花」と「Puolipouta / 晴れときどき雲」はシーチング生地なので、オックスと同じくバッグやポーチ、インテリアやキッチングッズなどはもちろん、ウエアや小物など幅広いアイテム作りに用途を選ばすにお使いいただけます。
ソーイングの材料としてはもちろん、クロスやカバーなどにしたりするのもお勧めです。
北欧テキスタイルを手軽に生活に取り入れて見ませんか?